収入の3分の1以下に家賃は抑えよう


収入の3分の1以下に家賃は抑えようブログ:2015-1-15


国際結婚すると告げたオレに
「聞きたくない…」と
父親は予想通りの反応をした。

オレも反発して
別に祝って貰わなくて結構だと言い放った。

父親は野球が好きで地元の少年野球団の監督をしており、
自らも草野球チームのエース。

一方、オレは大の体操嫌い、
父親の期待を踏みにじり、
買って貰ったグローブを、雨の中外に置き去りにした事もある。

オレとは対象的に、おとうとはスポーツ少年に育った。
オレは父親がおとうとばかり気にかけていると感じ、
大学で一人暮らしを始めるまで、父親の前で素直になれなかった。

大学時代、オレは世界中を放浪して過ごした。
そんなオレをずっと心配してくれたのは母だった。
父親には黙って旅に出ていたが、
母は父親に全て話していたらしい。

その後、オレが商社に内定した時、
父親はオレを行きつけの居酒屋に連れていった。

会話は少なかったが、
常連客から「男の子さんと飲めるなんて幸せだね」と囃されて
父親は嬉しそうにしていた。

徐々に解れた親子の糸は、
オレが大学時代に出会ったニューカレドニアの女性と
結婚すると決めたことで再び縺れてしまった。

母やおとうと、婚約者のためにも
父親との関係を修復しなければならない。

2週間前、オレは実家に出向いて
父親をキャッチボールに誘った。

オレの投げる球は
父親の所まで届くのに精一杯だったが、
父親の球はオレの胸元まで真っ直ぐ飛んできて
その度に手のひらがビリビリと痺れた。

最初にくちを開いたのは父だった。
「お前のやりたいようにやれ。お前より年上の人間なんて先に死んじまうんだから、
周りの理解など求めんでいい」

オレが返事をするより先におとうとが来て
「仲良しじゃん」と嬉しそうに言ってきた。

オレはボールを投げ返しながら
「親子だからな」と言ってみた。

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